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抜いた歯は生えてきません.削った歯は元に戻せません。歯科治療は両刃の剣であることを理解して治療を受けてくださるようおねがいします.

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外科処置と非外科処置に関する文献




 拙著、オーラルフィジオセラピーの中で、非外科処置と外科処置に関する比較をしたときに、参考にした文献です.
 歯周病学の文献からみても“片山式歯周病治療”は妥当であることが理解できます.

歯周外科処置は必要か

*  Lindhe.J, Westfelt.E,Nyman S,Socransky SS, Haffajee AD
"Long-term effect of surgical/non-surgical treatment of periodontal disease"
Journal of Clinical Periodontology(1984)
「歯周治療成功の決定因子は外科とか非外科とかではなく、歯根表面の廓清の質による」

*  Ramfjord.S.P
"4 modalities of periodontal treatment compared over 5 years"
Journal of Clinical Periodontology(1987)
「4つの異なった術式の5年間をフォローアップした結果、術式による効果の相違は認められなかった」

* Kaldahl WB et al
"Long-term evaluation of periodontal therapy:1.Response to 4 therapeutic modalities" Journal of Periodontology(1996)
「3種類の術式の7年間の経過を比較したが、術式による予後の相違は認めなかった」

* Kaldahl WB et al
"Long-term evaluation of periodontal therapy:2.Incidence of sites breaking down"
Journal of Periodontology(1996)
「長期に経過を観察すると術式による際だった相違は認められず、それぞれ治療の効果はあがっている」

* Renvert S et al
"5-year follow up of periodontal intraosseous defects treated by root planing orflap surgery"
Journal of Clinical Periodontology(1990)
「ルートプレーニングとフラップオペの5年後のアタッチメントレベル、骨レベルに差はなかった」

* Kaldahl WB ei al
"A review of longitudinal studies that compared periodontal therapies"
Journal of Periodontology(1993)
「経時的に観察すると外科と非外科の予後に相違は認められない


骨再生とプラークコントロール

* Rosling B,Nyman S,Lindhe J
"The effect of systematic plaque control on bone regeneration in inflabony pockets"
Journal of Clinical Periodontology(1976)
「コンベンショナルな術式でも十分に骨再生はおこるが、そのためには厳密なプラークコントロールが必要である」

* Cortellini P,et al
"Long-term stability of clinical attachment following guidedtissue regeneration and conventionl therapy"
Journal of Clinical Periodontology(1996)
「GTRでもルートプレーニングでも予後の良いのはプラークコントロールの良いもの、コンプライアンスのよいもの」


長い接合上皮による付着は劣るのか

* Caton J, ZanderHA
"Osseous repair of an infrabony pocket without new attachment of connective tissue Journal of Clinical Periodontology(1976)
「臨床的アタッチメントレベルが改善されても結合組織と根面がつながっているとはいえない(上皮が根面に沿って侵入する)

* Melcher AH
"On the repair potential of periodontal tissue"
Journal of Periodontology(1976)
「創傷部に集合する組織の競合をコントロールすることにより新付着が達成できる」

* Araujo M, Berglundh T, Lindhe J
"The periodontal tissues in healed degree 3 furcation defects.An experimental study in dogs" Journal of Clinical Periodontology(1996)
「GTRで得られた治癒像はRegenerationではなくRepairである」

* Magnusson I,Runstad L
"A long junctionql epithelium-A locus minoris resitentiae in plaque unfection?"
Journal of Clinical Periodontology(1996)
「長い接合上皮の付着が結合組織性の付着より、感染に対する抵抗性が劣るとはいえない」









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